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50個からつくれる化粧品oem オーガニック シラカバ化粧品

化粧品OEM小ロット製造のコスラボ。白樺化粧品のススメ。白樺のエキスとは?

簡単に説明すると、白樺(しらかば)から抽出したエキスのことです。
白樺が開花(開葉)に必要な栄養素を、大地から引き上げたもので、とても栄養価の高いエキスと言われています。
また、非常に希少なもので、採取できるのは、白樺が開花(開葉)する春先の4月の1カ月程度に限られます。白樺が開花(開葉)ための、養分で「命の水」とも言われています。
白樺は、ロシアやフィンランドなどでは「森の看護師」を呼ばれ1千年もの間、民間療法として使用されている長い歴史があります。白樺は非常に寒い所(マイナス40度など)でも生息できる植物です。

白樺樹液の効果、効能とは?

白樺樹液の代表的な効果・効能は「抗酸化」と「保湿性」です。白樺樹液には疲労やストレスを軽減し、体内の活性酸素を除去する作用があります。活性酸素は、シミやシワ、老化を促進し、臓器の細胞を傷つけ、胃潰瘍や様々な病気を発症する有害物質です。白樺樹液を飲み続けることで、体内に蓄積した有害物質を除去し、細胞をリフレッシュさせる働きがあります。また体内からら保湿し、肌を整える効果効能もあります。以下のような成分を豊富に含み、現代人が不足しがちなエネルギーを補います。

白樺樹液の成分(含まれる栄養素)

・アミノ酸
・亜鉛
・アンガン
・ポリフェノール
・多糖体

白樺樹液の研究の日本での第一人者は北海道大学名誉教授の寺沢実先生です。
日本では白樺に着目して研究している人はまだまだ少ないですが、先生は白樺の可能性にいち早く気づき、研究をされ、様々な論文も発表されております(参考:「シラカバ樹液の動物生体防除能の解明」)。ラットを使用した実験では、「ストレスを防止する効果」や「病気の回復を早める効果」があったようです。

■白樺樹皮と葉エキスの美容健康効果

化粧品OEM小ロット製造のコスラボ。白樺化粧品のつくり方。

白樺樹皮や葉のエキスに含まれる美容薬効成分は、次の通りです。

・タンニン
・サポニン
・フラボノイド(ケルセチン、ルテオリン)
・ビタミンC
・ベチュリン(外樹皮)

・タンニン

タンニンの渋みには、肌を引き締め、毛穴を目立たなくする働きがあるのです。
フィンランドのサウナでは、白樺の若枝で叩き合うとき、相手の体が赤くなるほど強くたたきます。これは強く叩くことで、若枝の樹皮からタンニンが出るからですね。肌が引き締まる、ということは、毛穴が引き締まるということで、だからサウナ室から寒い屋外に出ても肌が凍えない、という効果もあるのでしょうか。

・サポニン

小豆にも含まれるポリフェノールの一種で、若返り効果で知られています。またサポニンには、血液を健康にして、血行を促進する働きもあります。ケルセチン、ルテオリンといったフラボノイド類も含み、これらもまた、血行を良くする働きがあります。

・ビタミンC

言わずと知れた抗酸化物質です。お肌に対しては抗炎症作用も嬉しいですが、コラーゲン生成をサポートする働きもあり、美白だけでなく、エイジングケアにも欠かせない成分です。

・ベチュリン

エイズの薬にも使われるというペチュリン。お肌に対しては、紫外線カット作用があるため、日焼け止めにもなるのです。これらのエキスは肌に塗ると、肌引き締め以外に、汗を抑え、血行を抑止、殺菌消炎の働きを発揮してくれます。もちろん、保湿効果もあります。そのため、ヨーロッパでは皮膚病やケガの治療に活用されてきました。日本では、化粧水や薬用せっけん、美容液にシャンプーなどに称されています。

白樺樹液のアミノ酸 美肌効果とは

白樺樹液のアミノ酸は、必須アミノ酸20種のうち17種をカバーしています。コラーゲンを作るのも、17種のアミノ酸ですが、主原料となるプロリンも、天然保湿成分の生成にも大切な働きをしているのです。
また、シスチンはメラニンの生成を抑える働きを持っています。
その他にも樹液には、グルタミン酸、アスパラギン酸、バリンなど、よく耳にするアミノ酸が含まれています。

また、樹液のアミノ酸は弱酸性なので、肌に塗るのに適しています。
樹液エキスには、肌のターンオーバーを正常化して、健やかな角層形成をサポートする働きがあることは広く知られています。
ある意味、白樺樹液はお肌にとって、万能薬的な働きをする万能成分といえるかもしれません。

そんなことから、コスラボでもシラカバ樹液をベースにした、オーガニック化粧品をつくれないか、というお声をよくいただきます。もちろん、国産オーガニックでの製造も可能です。
ただ、これからは白樺だけではなく、白樺プラスαが必要な時代です。
あなたなら、どのようなプラスαを付加しますか?

 

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