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BLOG
3.102018
50個からつくれるoem化粧品 美白成分についてのイロイロ
美白成分とは?
CMやポスターで美白成分という言葉をよく耳にしたり、目にしたりします。
美白成分とはシミやそばかすに効果を示す成分のことを指します。さらに、美白厚生労働省が認可した美白成分を有効成分と呼び、これらが入った化粧品を薬用化粧品と言います。
美白成分は化粧品メーカーが発見したり、開発したりしているので数百はありますが、厚生労働省から認可がおりているのは約20種類ほどです。様々な成分が美肌に効くとうたわれていますが、どれを選んだらいいかわからないという方は薬用化粧品を選ぶのがおすすめです。
それではどんな美白有効成分があるのでしょうか。また、どのような効果があるのでしょうか。
国が認可している美白成分
厚生労働省が認可している美白有効成分は約20種類あります。下に挙げましたが、よく耳にするものがあったり、初めて聞くものもあるかと思います。
- アルブチン
- m-トラネキサム酸
- カモミラET
- マグノリグナン
- ルシノール
- ニコチン酸アミド
- エラグ酸
- コウジ酸
- リノール酸S
- プラセンタエキス
- ビタミンC誘導体
- 4MSK
それでは、挙げた成分の特徴についてさらに詳しく説明します。
美白有効成分の効き方には2つのアプローチがあります。
約20種類ある美白有効成分ですが、その効き方は2つに分けられます。
- シミ予防
- 出来てしまったシミを緩和する効果
それでは、効果別にどんな美白有効成分があるのか解説します。
■シミ予防に効く美白有効成分
シミ予防に効く成分です。まだシミが出来ていない方やシミが悪化しないようにしたい方向けの商品に最適です。
- アルブチン
- メラニンの生成を促進するチロシナーゼの働きを抑制します。コケモモや洋ナシに含まれています。アルブチンには肌の奥に浸透しづらいという欠点があり、アルブチンが含まれる化粧品には浸透力を高めるために工夫がされています。
m-トラネキサム酸
シミが出来る細胞を活性化するプラスミンという成分の働きを抑制することでシミを予防します。
肌荒れにも効くと言われているので、シミだけでなく肌荒れにも悩んでいる方はおすすめです。カモミラET
「メラニンを作りなさい」という指令を出すエンドセリンという物質の働きを抑制することで、シミやそばかすができるのを予防します。マグノリグナン
チロシナーゼ酵素が成熟するのを抑制し、シミが出来るのを防ぎます。ルシノール
チロシナーゼとチロシンが結合するのを防ぐことでシミを予防します。ニコチン酸アミド
生成されたメラニンが表皮細胞に受け渡されるのを防ぐことでシミを予防します。エラグ酸
イチゴ、ラズベリー、ザクロなどに含まれる天然のポリフェノールです。メラニンが作られるのを助けるチロシナーゼを抑制することでシミを予防します。アンチエイジングの効果もあるので、加齢によるしわやたるみなど悩んでいる方におすすめです。■出来てしまったシミを緩和する成分
次にご紹介するのはシミを薄くしてくれる成分です。シミを薄くするだけでなく、シミ予防にも効くという良いところしかない成分をピックアップしました。
- リノール酸S
- メラニン生成を助けるチロシナーゼという酵素の働きを抑制します。また、出来てしまったメラニンの排泄を促します。
- プラセンタエキス
- ビタミン、ミネラル、アミノ酸を含みます。メラニンが作られるのを抑制したり、保湿作用、シミ、そばかす、小じわの改善作用などたくさんの効用があります。角質を柔らかくする効果もあるので、毛穴のケアにもおすすめです。
- ビタミンC誘導体
- ビタミンCを改良した成分の総称で、ビタミンCが肌に浸透しやすいように作られています。メラニンを作られにくくしたり、シミを淡色化するといった美白作用はもちろん、コラーゲンを増やしたり、抗酸化作用もあります。シミ、ニキビなど肌のトラブルにビタミンは欠かせませんね。ビタミンCを食事でも摂るようにするとさらに効果がアップすると思います。
- 4MSK
- メラニン生成を助けるチロシナーゼの効果を弱めることでシミをできにくくします。さらに、溜まってしまったメラニンの排出を促します。
美白といっても様々な成分があります。ブランドイメージに沿った成分をしっかりと検討してください。