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BLOG
3.132018
50個からつくれるoem化粧品 オーガニックでUVケア商品をつくる
UVケア商品をオーガニックでつくりたい!。そんな声も多くいただきます。
実際、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤といった原料が使用されている理由から使うのに少し躊躇してしまう方も多くいらっしゃることも事実です。
差別化の為にオーガニックでUVケアコスメをつくりたい、という方への情報です。
オーガニックとは?
オーガニックとは、有機のという意味になります。
化学肥料や農薬に頼らずに太陽や水などの自然の恵みを活かした加工法などを指し、オーガニックUVコスメというのは、UVカットをしながら、成分に紫外線吸収剤や香料などの化学成分を使用していない植物といった天然の成分で作られた化粧品なのです。
ただし、「オーガニック」を製品に使用するには各国によって定められた認定基準をクリアしなくてはならないのですが、
日本には残念ながらそうした第三者機関がないのでメーカーの判断でオーガニックと紹介されており、
また、オーガニックに当たる成分が1%でも含まれていればオーガニックコスメと言えてしまうので、選ぶ際には注意が必要になります。
オーガニックUVコスメのメリット
オーガニックUVコスメのメリットは、肌の組織を壊さずにUVケアができることです。
多くの化粧品には界面活性剤の乳化と呼ばれる、水と脂を溶かせ合わせる作用を利用するにあたって、石油由来の界面活性剤が使用されていると言われています。
市販のUVコスメにも、3~5種類含まれているようです。
塗るだけで、肌の防衛機能を果たす皮脂膜を壊してしまうので、肌環境をボロボロにしてしまい、紫外線対策をしているにも関わらず、肌を傷めてしまうことになりオーガニックの場合、植物由来の天然成分を中心に化学成分が不使用なので、肌を傷付けることなく安心して使えます。
肌のターンオーバーを正常にしてくれるなど、成分としても肌に良い働きをしてくれるので、肌を健康にしながらUVカットをすることができるものと言えるでしょう。
不安になってくるのが、植物由来の成分だけで紫外線から肌を守れるのか?ということですが、効果を発揮する植物は色々あり、シルクなど成分によっては紫外線散乱剤のように紫外線から肌を守る効果の強いものもあります。
散乱剤のように塗って白浮きする心配がないというメリットもあり、市販に比べるとSPF、PAの数値も低めになってしまいますが、日常生活での使用であればSPF15くらいでカバーできると言われているので、オーガニックコスメでも十分な効果は得られると考えられます。
オーガニックUVコスメのデメリット
オーガニックは、天然成分で使用されたものなので確かに市販のUVコスメに比べると、肌に優しいですが、全ての人に合うというわけではありません。
人の肌質は個人によって様々ですし、天然成分との相性もありますから、場合によっては、アレルギー反応や痒みが出てしまうケースも考えられます。
また、紫外線吸収剤などを使用していないからこそ、肌に刺激が少ないと言えるのですが、吸収剤は上手く組み合わせると化粧品の使い心地を滑らかにするという利点もあります。
それらを使用していないわけですから、使い心地が劣ってしまうのは否めません。
使うのに慣れてしまえば気にならなくなってはくるようですが、伸ばしにくかったり、使った時に肌触りがあまり良くないこともあるようです。
また、先に述べたように日本では厳密なオーガニックコスメの基準がありません。
一応、販売するメーカーでそれぞれ判断基準は設けているようですが、会社独自の基準になってしまうので場合によっては、0.1%オーガニックな成分が含まれているからオーガニックUVコスメ、と出回っていることもあるようです。
大きなデメリットとしては、やはり販に比べるとSPF、PAの数値も低めになってしまいます。通常の生活レベルなら十分なレベルで、肌荒れを恐れる方にとってはメリットの高い商品企画となるかと思います。