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50個からつくれるoem化粧品  売れる商品づくりの基礎知識

化粧品OEM小ロット製造のコスラボ。売れる商品のつくり方。

コスラボには、毎日多くのお客さまから化粧品についての問い合わせや相談をいただきます。
毎日のやりとりの中で感じるのは、「自分の思いだけで商品づくりをしている」という印象です。
化粧品を好きだ、というだけで化粧品業界に見を投じる方が思いの外、多いのです。
化粧品のOEMをしている我々としてはご注文をいただくことは大変有り難いことですが、継続できなければ何の意味もありません。
だから、先のお話ししたような方からのご相談には商品の企画からご協力させていただいております。
その時にポイントするのは、「どのような商品をつくりたいのか?」ということ。
大企業でもやっているような商品をつくっただけでは、結果は見えています。
大企業にはない、ニッチな商品づくりが「売れる商品」の基礎です。
その基礎の1つとなるのが「ポジショニング」。それを解説します。

ポジショニングとは?

用語集で調べると、以下のように載っています。

“ポジショニングとは、ターゲット顧客の頭の中に、自社製品について独自のポジションを築き、ユニークな差別化イメージを植えつけるための活動。顧客に自社製品のユニークな価値を認めてもらうことで、競合製品に対して優位に立つことを目的にしている。”

(グロービスMBA用語集,ポジショニングより引用)

つまりポジショニングとは、
「この商品は、他の商品と違って〇〇がいい!」
「あのサービスは今までなかった」
といったイメージを顧客に持ってもらうために行うことなのです。

ポジショニング戦略とは?

そもそもポジショニング戦略とは、STP分析の最終ステップです。ここがしっかりしていないと、マーケティング戦略の策定に影響してしまいます。つまり、とても重要な項目ということです。
では、どのようにポジショニングを決めるのでしょうか。
「この商品は、他の商品と違って〇〇がいい!」の〇〇の部分を決めるには、どの軸で他の商品と差別化するかということを考える必要があります。
その時の有効な方法として、「ポジショニングマップ」が挙げられます。「ポジショニングマップ」とは、ある市場に存在する商品やサービスが、その市場においてどのような位置付けにあるのかを、2つの軸をつかってわかりやすくしたものです。例えば以下のようなものです。

 

(参考:http://www.metadata.co.jp/position-mapper.html

れをみて空いているポジションに移動すれば他社との差別化を図ることができます。
ただし、注意点が2つあります
1つは、ニーズとウォンツを見失わないことです。せっかく空いているポジションに移動しても、そこにニーズやウォンツがなければ意味がありません。
もう1つは、軸の設定です。消費者が何を求めているかを見極めて軸を設定しなければ、ポジショニングを決めても売れないままです。
上記の点に注意してポジショニング戦略を考えていくのがいいでしょう。

自社でつくりたい商品はどこに位置するのか?他社との違いは?
そのようなことをシッカリと頭に入れた上で商品づくりをしなければ、商品がいくら良くても残念ながら売れない公算が高いものとなります。

 

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